社会課題の解決を、揺るぎない事業成長へ。

HFPは、ASEAN地域で深刻化する廃棄物問題という巨大な社会課題を、独自の熱分解技術とスケーラブルなビジネスモデルによって解決する、社会貢献型企業です。私たちの事業は、環境(E)・社会(S)への貢献と、経済的リターン(G)の創出を両立させる「脱炭素・資源循環・ASEAN展開型SDGsモデル」です

持続可能な未来への投資は、確かな成長への投資であると私たちは確信しています。


HFPの強みと成長戦略

1. 巨大な市場と明確な社会的ニーズ

私たちが事業を展開するフィリピンでは、主要な最終処分場の閉鎖問題が顕在化し、1,200万人に影響するごみ処理危機が指摘されています 。これはフィリピンに限らず、インドネシアをはじめ経済成長が著しいASEAN各国の共通課題です。この巨大かつ喫緊の社会ニーズが、私たちの事業の安定した基盤となります。

2. 実証された事業モデルと収益性

初号案件となるスービック施設は、初期投資額30〜50億円 に対し、内部収益率(IRR)10〜15% 、投資回収期間8〜10年 を見込む、収益性の高い事業モデルです。廃棄物処理料金(ティッピングフィー)と再資源化物(再生油・炭)の販売 という、安定した二つの収益源を確保しています。

3. 技術的優位性とスケーラビリティ

事業の核となる熱分解技術「Urban-RIG」は、廃棄物の事前分別が不要で、CO₂やダイオキシンを排出しない環境優位性を誇ります 。このスービックの成功モデルを、処理容量に応じた標準パッケージとして設計し 、国内外へ迅速に展開できる体制(スケーラビリティ)を構築しています。

4. 明確な成長ロードマップとIPO計画

私たちは、2030年のIPO(新規株式公開)達成を明確な目標として掲げています

  • 国内展開(2025〜2028年): スービックを起点に、クラーク、マニラ南部、セブなどフィリピン国内の主要都市へ年1〜2拠点のペースで展開し、2030年までに計5〜7拠点のネットワークを構築します 。
  • ASEAN展開(2028年以降): 最優先市場であるインドネシア(新首都ヌサンタラ等)への進出を皮切りに 、ベトナム、タイ、マレーシアへと事業を拡大します 。
  • IPO(2030年): 上場先としてシンガポール証券取引所(SGX)または東京証券取引所グロース市場を候補とし 、事業拡大をさらに加速させるための成長資金を調達します。

財務目標とガバナンス

  • 財務KPI: 規模拡大を通じて各拠点の収益性を高め、2030年にはEBITDAマージン20%以上を維持することを目標とします 。
  • 政府との連携: スービック事業では、SBMA(スービック湾岸開発庁)による用地の長期リース提供や、5%の優遇税制、許認可の迅速化といった強力な政府支援を得ており 、安定した事業環境が保証されています。
  • リスク管理: 海外展開に伴う政治・法制度・為替などの各種リスクについては、専門家を起用したデューデリジェンスの徹底や、政府保証の付与交渉、現地通貨建てでの資金調達など、具体的な軽減策を講じます 。IPOを見据え、上場企業に相応しい内部統制・情報開示プロセスを前倒しで整備しています 。

IR資料

本事業へのご関心、ご参画を心よりお待ちしております。 IRに関するお問い合わせは、メールよりご連絡ください。